参考書籍の鳥居分類比較
そのどれもが神社や神道に関する書籍なのですが、
その中で紹介されている鳥居の分類が資料によっていくつか異なっています。
その中で取捨選択しながらこの記事を書いているのですが、
どのように違っているのか、ここで一覧にしてみたいとも思います。
まずはもっとも多用している「鳥居―百説百話」
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分類
・伊勢鳥居
・稲荷鳥居
・宇佐鳥居
・鹿島鳥居
・春日鳥居
・合掌鳥居
・唐破風鳥居
・黒木鳥居
・白丸太鳥居
・住吉鳥居
・台輪鳥居
・中山鳥居
・奴禰鳥居
・根巻鳥居
・八幡鳥居
・肥前鳥居
・三柱鳥居
・明神鳥居
・三輪鳥居
・宗忠鳥居
・靖国鳥居
・両部鳥居
特徴
・鹿島鳥居の両端斜め切り落としの記述無し
・筥崎鳥居を肥前鳥居に。
・山王鳥居を合掌鳥居に。
次は初期に多用していた「鳥居」
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分類
・黒木鳥居
・靖国鳥居
・伊勢鳥居
・白丸太鳥居
・内宮源鳥居
・鹿島鳥居
・宗忠鳥居
・春日鳥居
・八幡鳥居
・住吉鳥居
・中山鳥居
・山王鳥居
・奴禰鳥居
・宇佐鳥居
・筥崎鳥居
・両部鳥居
・唐破風鳥居
・三輪鳥居
・三柱鳥居
特徴
・八幡鳥居と明神鳥居を混同。反り増しの有無に関わらず全て八幡鳥居に分類。
・台輪鳥居などの分類無し。
・基本となる神明鳥居の分類なし
その他使用頻度は低いのですが、
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分類
・黒木鳥居
・鹿島鳥居
・靖国鳥居
・宗忠鳥居
・伊勢鳥居〔神明鳥居〕
・春日鳥居
・内宮源鳥居
・八幡鳥居
・台輪鳥居〔稲荷鳥居〕
・奴禰鳥居
・中山鳥居
・山王鳥居
・唐破風鳥居
・両部鳥居
・三柱鳥居
・明神鳥居
・三輪鳥居
特徴
・鹿島鳥居に楔の記述なし
・伊勢神明鳥居と神明鳥居を混同
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分類
・黒木鳥居
・神明鳥居
・伊勢鳥居
・宇佐鳥居
・住吉鳥居
・中山鳥居
・明神鳥居
・八幡鳥居
・稲荷鳥居
・春日鳥居
・山王鳥居
・筥崎鳥居
・鹿島鳥居
・三輪鳥居
・両部鳥居
・三柱鳥居
・注連鳥居
特徴
・鹿島鳥居の笠木が斜めになっていない
・靖国鳥居の分類が無い
・春日鳥居の笠木に反り増しがついている。
・住吉鳥居の貫が柱までで終わっている
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分類
・神明鳥居
・春日鳥居
・山王鳥居
・黒木鳥居
・八幡鳥居
・稲荷鳥居
・明神鳥居
・鹿島鳥居
・靖国鳥居
・両部鳥居
・三輪鳥居
特徴
分類数少ない。
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分類
・黒木鳥居
・白丸太鳥居
・靖国鳥居
・伊勢鳥居
・鹿島鳥居
・宗忠鳥居
・春日鳥居
・八幡鳥居
・住吉鳥居
・台輪鳥居
・両部鳥居
・奴禰鳥居
・根巻鳥居
・山王鳥居
・中山鳥居
・三輪鳥居
・唐破風鳥居
・三柱鳥居
・肥前鳥居
・注連縄鳥居
特徴
・鹿島鳥居の両端斜め切り落としの記述無し
・筥崎鳥居を肥前鳥居に。
こうやってみていくとわかるように、同じ鳥居でも分類方法はさまざまであり、
これという決まった分類はないのだと気づかされます。
鳥居の数だけ種類があるように、その分類は千差万別なのでしょう。
二宮赤城神社
写真のストックが切れたわけではないのですが、
どうにもモチベーションが上がらず、完全に放置してしまいました。
このブログのスタイルというか、立ち位置をどのようにすべきかも悩んでいました。
もっと鳥居のみにスポットを当てるか、それとも神社全体の紹介をするのか・・・。
そのあいだも御朱印帳を買い換えたり、神社参拝は続けているのですが、
それをまとめてひとつの記事にしようとすると面倒くさくなってしまって、
いろいろ考えるばかりで手が動かず、このような仕儀になってしまいました。
こんな情報量の少ないブログですが、それでも資料を調べたり、
写真を加工したりしていますと、ひとつの記事に1時間〜2時間以上もかかってしまいますので。
ですが季節も春になったのですから気持ちを新たに、
これからはせめて月2回程度は更新していきたいなと思う所存であります。
いつものようにまた放置になることは否めませんが・・・。
二宮赤城神社
所在地:群馬県前橋市二之宮町886
主祭神:大己貴命、豊城入彦命

国道17号と50号が交差する地点近くに鎮座する神社。
「二宮」の名のとおり上野國の二宮であるが、
「赤城神社」と名のつく神社はここ二宮赤城のほかに、
赤城山麓の三夜沢、山頂の元宮とあり、
この中では三夜沢赤城神社が二宮に比定されている。
創建は垂仁天皇、景行天皇の御世と伝わる。
特に、古代に上野國を治めた豪族、上毛野氏とのかかわりが深い神社である。
1049年には神仏習合の勅願神社として全国55社のうちの1社として選ばれ、
仏舎利が奉納された。
その影響か、現在でも宝塔など仏教的な印象を受ける。
鎌倉時代には源頼朝の崇敬を受け、社殿の修築などをされるが、
戦国時代に北条氏政の軍勢により、社殿などが打ち壊され壊滅的な被害を受けた。
徳川時代にはこの地をおさめた酒井氏や松平氏の崇敬を受けた。

参堂入り口にそびえる朱塗りの木造鳥居。
反り増しのない島木と笠木は八幡鳥居のようにも見えるが、
貫が柱から突出していないので、反り増しのなし中山鳥居に分類されるだろうか。
額束には「郷社 二宮赤城神社」の題額が掛けられている。
柱には根巻が巻かれており、転びはなく直線的。

こちらは境内西側にある脇参道の石製鳥居。
なんともいえない非常に強烈な印象を受ける鳥居。
形からすれば中山鳥居だが、島木と笠木の両端は、
もはや反り増しというよりも折れ曲がったというイメージが強い。
また長さも柱や貫と比べると長めなのも、奇異な印象を与える要因のひとつだろう。
足元には円形の台石がある。
今までに見た中でベスト3の中に入る珍奇鳥居である。

天神様だったか稲荷様だったか忘れてしまったが、
社務所近くにある摂社の鳥居。
黒木鳥居ともいえるが、神明系にしては転びが強くつけられているのがひっかかる。

こちらは社殿の東にある摂社の鳥居。
どう分類すればいいのか悩む鳥居。
額束があれば宗忠鳥居、貫が柱までなら靖国鳥居だが、
どちらの条件からも外れている。
【参拝案内】(車の場合)
非常にわかりにくく、私も周辺をグルグル周って見つけた。
東京方面から来る場合、17号バイパス(上武国道)を北上、
川を渡り右手に工業団地が見えてくるあたりで側道に下り、
神社前の交差点を右折。
その後、バイパスに沿う小道に左折。
右手に分岐する小道に入っていくと参道前に出る。
駐車場は見当たらなかったが、鳥居脇の空き地に数台駐車可能。
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