鎌倉宮

前回に引き続き、今回も友人から頂いた鳥居画像をご紹介いたします。

鎌倉宮
所在地:神奈川県鎌倉市
主祭神:護良親王(もりながしんのう)



創建は1869(明治2)年、明治天皇の勅命による。
もともとここは東光寺という寺のあったところであり、
中先代の乱の混乱の中で足利直義に暗殺された護良親王が幽閉されていた場所である。

祭神の護良親王は後醍醐天皇の皇子であり、元は天台座主として尊雲法親王を名乗っていた。
その後、1331年に後醍醐天皇による二度目の倒幕計画が発覚し元弘の変が起こると、
比叡山にて挙兵し、後醍醐天皇が笠置山で幕府軍に敗れて隠岐へ流されると、
僧籍から還俗して護良親王と改名。吉野や熊野、高野などに立てこもり、
幕府勢力と戦いつつ各地の武士に倒幕の令旨を発した続け、
建武の新制がなる2年間戦い続けた。
だが、その後武家政権復活を期す足利尊氏との関係が悪化、
また自らの皇子を皇位につけたい阿野廉子、父後醍醐との関係もこじれ、
1334年には皇位簒奪を計画したとして捕縛されてしまう。
護良親王の身柄は足利尊氏の弟である直義に預けられ、
東光寺の土牢にて幽閉されていたが、
上記の通り直義の手の者により28歳の若さでこの世を去っている。

写真は境内入り口と思われる鳥居。
額束が無いのが珍しいが、貫の突出しない中山鳥居。
笠木の部分だけが朱塗りされている珍しいタイプの鳥居。
足元には小さな台石がある。
写真を見る限りでは、拝殿前にも同形の鳥居があるように見受けられる。

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